実は私、昔から機械の中身や配線をいじるのが好きなのです。
子どもの頃、動かなくなったおもちゃや家電があると、直せるわけでもないのにとりあえずドライバーを持ち出して分解していました。 (そして大抵の場合、謎のネジが数本余って二度と元に戻らなくなり、親に怒られるところまでがお決まりのパターンでした)
それは今でも変わらず、PCのケースを開けて基盤を眺めたり、ごちゃごちゃになったテレビ裏の配線をいかに美しくまとめるかに情熱を注いだりしています。
特に「配線」には並々ならぬこだわりがありまして。 ケーブルが絡まることなく、結束バンドやマジックテープでピシッと一直線に整理された状態を見た時の、あの不思議な達成感は言葉にできません。
直近の活動実績で言うと、サーバーラックの配線を半日かけて綺麗に引き直しました。 複雑に絡み合ったLANケーブルの束を1本ずつ解きほぐし、美しいルートを構築していく作業。整然と並んだケーブルを見たときの達成感は格別です。
さらに先日、友達が車を買ったと聞いて、カーナビの取り付けおよび配線作業もやってきました。 元々付いていた古いナビの配線が大量に残っていて、その取り外しに想定外の苦労を強いられましたが、車の内装を外し、裏側の見えない空間にも妥協せず美しく新しいケーブルを這わせていくあの快感。表からは一切配線が見えない完璧な仕上がりを見せつけた時の満足感は、何物にも代えがたいものです。

最近は、ジャンク品の機械を買ってきて中身を修理したり、構造を理解したりするのも楽しみの一つです。 複雑な緑色の基盤に、小さなパーツが規則正しく並んでいるのを見ると、「ここに設計した人の知恵が詰まっているんだな…」と静かな感動を覚えます。これは、誰かが書いた無駄のないプログラムのコードを見たときに感じる感動と全く同じです。その人の性格や表情が現れると思います。
思えば、昔から「これはどうやって動いているんだろう?」と、その仕組みや回路を辿っていくのが好きだったのだと思います。 そう考えると、今の私がプログラミングというものに興味を持ち、コードを読み解いたり書いたりしているのも、根っこはこの「中身の仕組みを知りたい」という好奇心からきているのかもしれません。
また次回もお楽しみに
