
「JR横浜駅 北改札編:蕎麦屋で4000円超のお会計~!!」
つい先日、横浜駅の蕎麦屋チェーンの入り口での出来事。
週末の午前中、昼にはまだ間があり店内にも余裕がある様子。おっさんは、おもむろにタッチパネルに向かい注文をスタート。若い時から、そばには、丼ものをつけるのがクセになっている。とはいえ、セット物を選択するとカツ丼、かき揚げ丼など垂涎のメニューが並ぶ中、カツ丼を選ぶも「ちょっと多過ぎるな…」とトップに戻るボタンを!また改めて小丼がないものかとページをタッチ!迷いに迷った挙句、決定ボタンを押したところ。
なんと4千円以上のお会計に! 「エ〜〜〜〜!」と思わず声が出たがSuicaの中身が金額に満たなかったために幸にもエラーとなる。
おっさんは、取り消しボタンが認識できなかったのだ。
恥ずかしさや情けなさでその場を離れ、おっさんは空きっ腹で電車に乗りこむことになったのだ!
「JR恵比寿駅 東口改札内編:おっさんは、気が小さい」
ところは恵比寿駅の改札内の蕎麦屋。大きな看板が出ている季節のメニューを選ぼうにもなんとしても見つからない。朝の忙しい時間に後ろに何人も並ばれると心が焦り、一旦離脱!改めて列の最後部へ。再度チャレンジするも結果は同じである。
諦めて改札を出てコンビニへ。
後日、店員に声をかけて聞いてみると、なんと10:00からのメニューだそうだ。
「それ、最初に教えてよ〜〜」
「思い出の渋谷駅コンコース:カケにかき揚げ〜♩」
渋谷がまだ迷宮と化す前、井の頭線とJRをつなぐ通路の角に、おにぎり屋と並ぶ蕎麦屋があった。いつの時間も人でごった返す人気店。入り口にはレジがあり、エプロン姿のお姉ちゃんに「蕎麦でかき揚げ」と告げ、お金を払う。お姉ちゃんは、よく通る声でお釣りを渡しながら「カケにかき揚げ~」と復唱するように奥へ声をかける。
するとテーブルに着くや否や、かき揚げそばが目の前に置かれるのである。入り口で、かなり並んでいても、あっという間に蕎麦にありつけるわけだ。まさに神業。
残念である。あのお姉ちゃんとの数秒の心の触れ合いは、渋谷駅の大規模改修で跡形もなく消えてしまった。(合掌!)
「横浜市のとある場所編:猫も杓子も、DXか?」
おっさんが暮らすのは横浜のハズレ、山を越えれば「いざ鎌倉」の辺境である。
クライアントでもあり、人生の大先輩で大変なグルメであるY氏も、偶然同じ地域に住まわれている。氏曰く、「この辺りは、まともなお店は全くありませんねー。民度が低いんですよ。」確かに最近は、ファミレスや回転すしが目立ち、気の利いた飲み屋は見当たらない。そんなおっさんの家の近くに「手打ち蕎麦会席」の店が登場。こじんまりして洒落ているのだ。カウンター席があり、水槽に稚鮎が泳ぐ料理屋だ。蕎麦は美味いし、酒のセレクトもなかなかである。いやいや、捨てたもんじゃない!と密かに喜んでいると、半年も経たないうちに、全席にタブレットが置かれたのである。おっさんの密かな楽しみは無惨にも打ち砕けた。カウンターに座るも、料理の腕を振るう職人さんに話しかける機会も失い、お会計まで無言でタブレットと睨めっこだ。
便利さの裏で、ちょっとした会話や、迷った時に助けてくれる笑顔。そんなふれ合いが消えていく……。
これが「孤独」の正体なのかもしれない。
しかし、おっさんは、諦めない。
半世紀近く昔、高校の学園祭での美術部のテーマがNever give up!だったことが頭に浮かぶ。
「テクノロジーは、人を幸せにするのか?」
そんな疑問を胸に
DX化とデザインがどうすれば感動を生むのだろうか?
そんな夢を追う日々である。
