KuronumaTomomi

2026年、好きの原点に帰る

2026年、会社のブログが復活します。
まずは、2014〜2016年の3年間に毎週のように綴っていた昔の記事を
ひとつずつ掘り起こして読み返してみました。

過去の自分が、毎週、飽きもせず言葉を残し続けていたことに
少し驚き、そして少し感動する。
短くて素朴な文章なのに、
当時の自分の呼吸や温度が、そのままそこにあるようでした。

テーマタイトルは、
「りょうりは うつわが くわせる」

器に興味を持ち始めていた頃の私が、
北大路魯山人の「器は料理の着物である」という言葉に魅かれて、
そのまま勢いでつけてしまったテーマ。
料理も器も、大好きでたまらなかったのだと思う。

振り返ると、魯山人の思想なんて
当時はきっと深くわかっていなかった。
でも、わかっていなくても、惹かれてしまう言葉というものがある。
それもまた、あの頃の私らしさなのかもしれない。

私のこよなく愛するものたち

料理が好き。
食べることが好き。
作るのも好き。
料理をそっと引き立ててくれる器が好き。
美しく盛られた一皿に偶然出会えたときの、
胸の奥がすっと温かくなるあの瞬間がたまらなく好き。
そして、お酒も好き。

こうして並べてみると、
私は“好きなものに囲まれている時間”そのものが好きなんだと思う。
手に触れ、目で味わい、香りを吸い込み、
日々の小さな「好き」をひとつずつ愛でる。
それが、私の静かな幸せなのだと、
昔の記事を読み返しながら改めて感じました。

これからのブログも、そんなささやかな喜びを
そっと置いていくように綴っていこうと思います。


今宵の一皿  Vol.1

カリフラワーのポタージュ

今宵という時間は、今日だけのもの。
一度きりの夜に寄り添うのは、
シンプルで、ちゃんと美味しい一皿がいい。

朝採れの無農薬カリフラワーを、
そのままの香りを生かしてやさしいポタージュに。
仕上げにふわりと添えた柚子の香りが、
今日の一皿をすっと軽やかにしてくれる。

しずかに満ちていく時間とともに、
美味しいお酒と楽しみたい。